2012年12月03日
<12月号>第12回「焼津駅前に行ってみた」編
今月の特選ネタ
(駅前では黒潮温泉で足湯を体験できます)
先月紹介した東静岡南北幹線橋梁。
順調に、日に日に建設が進んでいますね。これで気持ちよく年が越せそうです。
今回の橋めぐりは・・・
焼津
です。
全国有数の漁港として知られる焼津、12回目にして橋めぐり初登場です。
焼津駅は海に近い。ということは・・・必ず川が流れているはず、ということでノープランで探しに行きました!
(海抜1.9メートル)
焼津駅前を流れているのは、二級河川・小石川。
二級河川というのは、国ではなく都道府県知事が管理している川ということです
(一級河川は国の管轄です。一級、二級に川の規模は関係ありません)。
実はこの川、橋マニアにはたまらないポイントの一つなんです。
平成4年に静岡県と焼津市が制定した「小石川みずべプラン21」というものがあり、
それによって川べりが整備された結果、多数の橋が架けられたのです!!(という説明パネルが設置されていました)
以下、怒涛の「小石川みずべプラン21」の橋たちです(小石川を下流へ向かいました)。
(タケル橋)
「焼津」という地名の由来にもなったヤマトタケルから来た名前なのでしょうか。
日本神話で、日本武尊(ヤマトタケル)が東征の途中で地元の賊衆に襲われた時、草薙剣で葦を薙ぎ倒し、
そこで賊衆を迎えうち、火を放って難を逃れた。その様相が烈火のように見えた、
あるいはその火で葦が焼け燃え盛ったという伝承から、「焼津」と命名された。(Wikipedia―焼津―より)
(その様子を描いたイラストも、遊歩道沿いにありました)
(左=その先には千歳橋)(右=間髪入れずに連歌橋)
(連歌橋にはこの立札。じわじわくる。)
そしてさらに進むと・・・。駅前の商店がを通り抜けるこちら。
(一番大きな、めがね橋。どのあたりが「めがね」なのかは不明)
(人魚もいたりして)
以上が「小石川みずべプラン21」の橋です。わずか100メートルほどの間にこれだけの橋が密集しているというのも、なかなか見ない光景じゃないでしょうか。
みずプラ(略称)はここで終わりましたが、さらに先(小石川の下流)へと進みます。
(左=「汚すまい緑と水の鯉の川」と書かれた札)(右=標識で橋名が・・・。無理やり読むと「あずま橋」)
(左=昭和29年竣工の「木舟橋)(右=焼津にゆかりの深い作家・小泉八雲にちなんだ?「八雲橋」)
(その先は須原橋。小石川の長い川べりを抜けると・・・)
(焼津港であった)
感動の瞬間ですね。川と海が合流しました。
川と海の水が混ざるか所は汽水域と呼ばれています。
(このピコピコしてるところ。奥にあるのが須原橋)
この光景に感動して立ち尽くしていると、威勢のいい漁師のお兄さんが横を爆走していきました。
(ちなみに・・・連歌橋の下は鯉の楽園でした。うじゃうじゃびっしり。)
これにて、今年の更新は終了です。12回もやってたんですね。なにやってんだ。
まだまだ、静岡県内には3100脚以上の橋があるそうです。
・・・・・。
一年間、しずおか橋めぐりをご愛読いただきありがとうございました!
ではまた次回!
橋情報も待っています!!
次は、貴方の街の橋かもしれません・・・
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