2013年02月06日
第13回「川の起点を見に行こう」編
今月の特選ネタ
今回の橋めぐりは・・・
浜松です。
しずおか橋めぐり、13回目にして初の西部!といっても、天竜川などのメジャーどころではありません。
実は、天竜川河川敷にほど近い場所に、貴重な場所があるという情報を手に入れました。
そう、川の起点。
起点とは川の出発地のこと。
どうやら今回は、宮井戸川(みやいどがわ)という川の下流にあるらしいとの情報です。
「起点が下流にある?」
とは首をかしげてしまいますが、はたしてどういう状況なのか。
疑問を解決すべく、さっそく現場に足を運んでみました!起点を目指して、宮井戸川上流からスタートです!
いわゆるメジャーどころ、川界の大御所である神田川や四万十川の起点はそれだけでテレビ番組になるくらい
秘境にあったり、観光地だったりするのですが・・・
はたして、どんな起点が待っているのか!? いざ、宮井戸川へやってきました。
(思いっきり住宅街です)
宮井戸川は、いわゆる準用河川と呼ばれる川に当たります。
準用河川とは、一級河川・二級河川に指定されなかったもののうち、市町村長が管理する川のこと。
一級河川が国、二級河川が県の管理となるので、市町村が管理する川は三級河川ではなく準用河川という名称になります。
生活用水や工業用水として重要な川が準用河川に指定されるようなので、住宅街を流れる宮井戸川もその一つとなっています。宮井戸川は、小さな用水があちこちで合流していました。
中には水の無い場所も。
最近は水が流れていないのでしょうか、さび付いたハンドル。
宮井戸川はこうした川が何本も集まってできています。
近くにはこんな場所も。
(使えなくなった橋)
現代芸術家・赤瀬川源平のいうところの、超芸術トマソンですね、これ。
(名前の無い橋が、数メートル間隔で無数に架けられていました)
住宅街ということもあり、道路一本につき橋も一本という感覚で橋が続きます。
(一時停止して左右確認マークや・・・)
(茂りまくる草を横目に進むと・・・)
(少し開けてきました)
ここで、宮井戸川でようやく橋らしい橋を発見。
その名もずばり、宮井戸橋でした。1992年にできた、比較的新しい橋です。
そして・・・ついに!
この場所で、起点であることを示す看板を発見しました。
(ついに・・・!)
ここが、県が管理する二級河川の起点ですよ・・・!
いよいよ公開です。心の準備はいいですか。
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(THE 起点)
はい。JR東海道線の線路が通過するこの場所こそ、二級河川・北裏川(きたうらがわ)の起点です。
(こういう感じで看板が立ってます)
のどかな感じが何とも言えません。
ちょっとややこしいのですが・・・北裏川というのは、宮井戸川がこの地点で名前を変えたもののようです。
調べてみたところ、さらに幾本かの川が合流し、北裏川となるとのことでした。
少し、少し、本当に少しだけ想像していたのとは違いましたが、初めて川の起点を見ることが出来て大満足です。
以上、橋めぐり初の西部は宮井戸川からでした。
次回は、天竜川もいいですね・・・。現在、ネタ収集中です。
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