2013年08月20日
第15回「東静岡大橋」編
今月の特選ネタ
皆さんは覚えているでしょうか・・・
2012年11月の橋めぐり「東静岡マル秘プロジェクト」編を・・・。
「電車に乗っていると気になる、ずっと工事している東静岡の謎の橋」
に見に行ってきまして、正式名称が
東静岡南北幹線橋梁
と判明しました。
取材当時、橋はまだ工事中。開通の予定日は「2013年3月」でした。
そして完成を今か今かと心待ちにしていたのですが・・・
まさかの工期延長。
GWをはさみ、3カ月が経ったころ・・・7月1日、ついに、ついに開通したのです・・・!!
【外部リンク】静岡市公式サイト:東静岡南北幹線が開通しました
橋の名称は「東静岡大橋」となったそうです。
静岡市長らがテープカットを行い、園児たちが道路を歩いて渡ったり・・・ニュースでも報道されましたね。
そこで今回、9か月ぶりに東静岡大橋を取材してきました!
やってきました東静岡。
春にオープンしたマークイズ静岡の脇を通っていることもあり、交通量はかなり多いです。
長沼大橋はよく渋滞していましたし、
これでかなり改善されたのではないでしょうか。
(橋の入り口)
全長183メートル、ゆがみや圧縮に強い
単弦ローゼ橋
という工法で作られています。
総工費は約61億円。
(以上、静岡市公式サイトより引用しました。
http://www.city.shizuoka.jp/000146999.pdf
http://www.city.shizuoka.jp/deps/sigaiti/nanbokukansen.html )
ちなみに・・・
安倍川橋の総工費は594,000円(1923年当時)、
富士川橋の総工費は約850,000円(1924年当時)です。
(真新しいプレートが柱に輝いております)
この橋は車線だけではなく、自転車や徒歩で通行可能な歩道が併設されています。
(自転車は降りて歩行者の邪魔にならないよう通行しましょう)
(エレベーターの設置工事中です)
まだ完全な完成ではなくて、今も工事は継続中。
エレベーターが付くと、
高齢の方や小さな子どもを連れいている家族などは、
すごく楽になるんではないでしょうか。
(橋脚の下も通行可能)
(静岡方面、清水・沼津方面)
晴れた日なら、橋の上から富士山が見えそうです。
(残念ながら、この日は夏の曇り空の影響か、見えませんでした・・・)
(いかにも「橋っぽい」幾何学模様がたまりませんね)
歩道に描かれたこの模様、微妙に正方形⇒ひし形へと形を変えるデザインなのです・・・。
(「ローゼ」の由来はこのアーチ。とにかくでかい)
1本のアーチからなる「単弦ローゼ橋」とは
アーチ橋の中でもデザイン性の高い橋で、
このアーチをどこに配置するかによって見た目が大きく変わってきます。
東静岡大橋はシンプルながらも力強いデザインな感じがします。
(この角度がまたいい)
昨年11月、同じ場所で撮った写真がこちら。
(変わらず)
11月の段階ではおそらく内面(道路など)を工事していたのでしょうか、
外観は驚くほど同じです。
さて、
東静岡大橋、カメラを片手に歩いている人が結構いるのですが・・・いったい何を撮っているのか??
プロっぽい一眼レフであちこち撮影していた男性が陣取っていた場所へ行くと・・・
(電車の列)
実はここ、静岡車両区が一望できる絶好のポイントなんです。
静岡県と山梨県をつなぐ「ワイドビューふじかわ」や、
東海道線お馴染みのオレンジ色の車両までいろいろあります。
この場所からは、新幹線が通過する様子も見ることができます!
これは、鉄道好きにはたまらないんじゃないでしょうか。
まだあまり知られていない撮影ポイントだと思うので、
気になる方は
ぜひ!買い物ついでに寄ってみてはいかがでしょうか。
以上、今回は東静岡の気になって仕方なかった橋でした。
県内でこういう橋のニュースがたくさん流れるのはうれしいですね!!
川に架かる橋とは違う、陸橋の良さを再確認いたしました・・・。
実は、昨年から始まった「静岡橋めぐり」、今回が一つの締めくくりとなります。
まだまだ行っていない橋もあるのですが、東静岡大橋がオオトリです。
これからも面白いものはないか探していきますので、またどこかで再会しましょう~!
それは橋なのか、はたして・・・?
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