2012年04月02日
<4月号> 「私、上京します。」
今月の特選ネタ皆様ごきげんよう。
人の相談を受け続け27 年、昼は広告会社、夜は七間町の母として、
5年間地味に地味~に働いてきましたが、3月を持ってニートになった女(27)です。
ニートがなんで原稿書いてるのかって?
それはヒマだからさ!!!!!!!!!!!!!!!
毎日がめっちゃ☆ホリデイさ!!!
…さて、本コーナーは、「静岡を元気にする」というサイトコンセプトのもと、
母が身を削って人々の相談にのっていく企画です。
カモン!お悩み!!!!
「僕は生まれてこの方ずっと静岡で暮らしていますが
この春、東京の大学に進むことになりました。
不安と期待に胸を膨らませています。
そんな僕に東京生活でのアドバイスをください!!! 静岡県 モフ男」
4月、新しいスタートの季節。
電化製品屋さんでは一緒に家電を選ぶ親子の姿が微笑ましい季節ですね。
向井理くんがやってる某CM のように
『隣の部屋に綺麗なお姉さんが』的な『友達とふゅ~~!!』的な
シチュエーションを妄想して
モフ男さんもモフモフ(ニヤニヤ)されていることでしょうが
そんなことは万に一も起こりえないのでご安心ください。
私ももうかれこれ9年前に、モフ男さん同様、東京に上京しました。
My 母と電車に乗っていて、
私「あのドームみたいの何?」
母「…なんだろうね。球場…?かな…?」
私「へー…。え、もしかして…まさか、東京ドームじゃないよね?」
母「いやだ、あんな小さくないでしょ」
私「だよねー」
私たち親子は、よくテレビで出てくる
「東京ドーム●個分」
という、大きなものを表現するときの言い回しの印象が強すぎて
「とにかく東京ドームはでかい」
と思っていたため、
実際の東京ドームが、まさか“あの東京ドーム” だとは認識できなかったのです。
後日、あれが東京ドームだったと知ったときの
がっかり感は忘れられません。
(東京ドーム、ごめんなさい。)
そんな、おにぎりとミカンをリュックに詰めて絵を描きにやってきたような
田舎っぺ大将全開の私ですが、
あの頃の東京ライフを振り返りモフ男さんに言えることは
ただひとつ。
「結論、やっぱ静岡が暮らしやすいわ」
ということです。
私は“静岡が暮らしやすい” なんて、
微塵も考えずに上京しましたが、
いなくなって気付くお前の有り難み。
「人があったかかったなあ」
「もっとのんびりしてたなあ」
「みかんって結構高いんだなあ」
「え?水、買うの!?」
「え?お茶、買うの!?」
などなど、今まで当たり前だと思っていたことに、
気付かされる訳です。
私はよく友達にこんなことを言われました。
「静岡の人って、なんか雰囲気分かるよね~。おおらかというかお人好しな感じ」
と。
そうなんです、人がいいんですよ!!静岡人は!!!
NO MORE WAR !! PEACE OF LIFE !!! LOVE GENERATION !!!
モフ男さんも、
外へ行くことで、きっとその良さに気付くはず。
静岡県はU ターン就職志望率全国第7位と
非常に地元愛の強いが強いことが統計的にも明らかにされています。
私も、そんな地元愛を心に持つ一人ですが、
実はこの度、東京へ旅立つことになりました。
東に誰かの泣く声あれば、そこへ行って助けるのが母の務め。
コンクリートジャングル東京でやっていけるのか!?
とりあえず銀座の母に挑戦状を叩き込みに行く予定です。
悩みのある方は、心の中で母を呼んでください。
いずれあなたのもとにもお伺いします…。
4回にわたり、お付き合いいただきありがとうございました。
それでは皆様、お元気で!あでぃおーす!!!
[4月号のひとくちメモ]
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